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2008年8月11日 (月)

『里山を歩こう』

 今森光彦著 『カラー版 里山を歩こう』
  岩波書店、2002.6.20、179p、980円(岩波ジュニア新書)

 フィールドは琵琶湖の西岸、滋賀県大津市仰木地区。湖岸に堅田や雄琴があり、それから少し山より。と言っても、湖岸からは近い所で2キロしか離れていない。反対側は比叡山の山並みという立地。

 里山、そして棚田の四季が写し出されている。里山は、手付かずの自然ではなく、不断に人間が手を入れることで維持される。そんなわけで、農作業をはじめとする人々の営みも数多くの写真で紹介されている。通い詰めて馴染みになっているので、彼らの自然な姿を捉えている。
 ここには、バラエティに富んだ自然が残っている。ほんの半世紀も前なら、日本全国どこにもあった、ありふれた風景だったが。

 今森さんの著作は、写真は当然素晴らしいが、文章も親しみやすく、読みやすい。

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